Pythonのcount関数の使い方|文字列やリストでの使い方を解説する

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今回は、Pythonのcount()メソッドを文字列とリストで使う方法を紹介します。


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1. Pythonのcount()関数と文字列

Pythonの文字列には、文字や文字列の出現回数を数えるためのstring.count()メソッドが組み込まれています。

string.count() メソッドは、文字や部分文字列を引数として受け取り、入力された部分文字列が文字列中に何回出現したかを返します。

構文は以下の様な感じです。

string.count(string, start_index,end_index)
  • substring(必須): 入力文字列中の出現回数を数える必要のある文字列。
  • start_index(optional): 部分文字列の検索を開始するインデックスを指定します。
  • end_index(optional): end_index(optional)`: 部分文字列の検索を終了するインデックス。

例えば、以下の様になります。

inp_str = "JournalDev -- Python @ JournalDev"
str_cnt = inp_str.count("JournalDev")
print(str_cnt)

結果は、以下の通りになります。

2

例2:

inp_str = "Python Java Python Kotlin"
str_cnt = inp_str.count("Python", 0 , 6)
print(str_cnt)

上記の例では、検索する部分文字列として ‘Python’ を渡し、インデックス 0 からインデックス 6 までの間に存在するかどうかをカウントしています。

出力は以下の通り。

1

例3:

inp_str = "Python Java Python Kotlin"
str_len=len(inp_str)
str_cnt = inp_str.count("Python", 5 , str_len )
print(str_cnt)

ここでは、’Python’ という部分文字列を検索し、インデックス 5 から文字列の終わりまでその出現回数を数えます。

そのため、end_index 引数として文字列の長さを渡しています。

結果は以下の通りです。

1

PythonのString count()メソッドです。TypeError

Python の string.count() は引数として単一の部分文字列しか受け付けません。

もし、複数の部分文字列を引数として渡そうとすると、TypeError例外を発生させます。

例えば、以下の様になります。

inp_str = "Python Java Python Kotlin"
str_cnt = inp_str.count('Python', 'Java')
print(str_cnt)

結果は以下の通りです。

TypeError                                 Traceback (most recent call last)
<ipython-input-40-6084d1350592> in <module>
      1 inp_str = "Python Java Python Kotlin"
----> 2 str_cnt = inp_str.count('Python', 'Java')
      3 print(str_cnt)
 
TypeError: slice indices must be integers or None or have an __index__ method

2. Python リスト count() 関数

Python のリストには、リスト内の特定の要素の出現をカウントする list.count() メソッドがあります。

list.count() メソッドは、入力リストに存在する特定の値やデータアイテムの出現回数を数えます。

構文は以下の様な感じです。

list.count(value)

例として以下の様になります。

inp_lst = ['Apple','Banana','Apple','Grapes','Jackfruit','Apple']
 
lst_cnt = inp_lst.count('Apple')
print(lst_cnt)

結果は以下の通りです。

3

例として以下の様になります。

inp_lst = [ ['Rat','Cat'], ['Heat','Beat'], ['Rat','Cat'] ]
 
lst_cnt = inp_lst.count(['Rat','Cat'])
print(lst_cnt)

上の例では、基本的にリストの中に入れ子になっているリスト [‘Rat’, ‘Cat’] の出現回数を数えています。

出力は以下の通り。

2

Python count() 関数一覧!

  • Python の string.count() 関数 は、入力された文字列が特定の String に含まれるかどうかを数えるために使用されます。
  • Pythonの string.count()関数 は、入力された文字列が特定のStringに含まれるかどうかを数えるために使用されます。
  • list.count() 関数 は、特定のリストに特定の要素が何回出現するかを調べます。

まとめ

この記事では、文字列とリストを使ったPythonのカウント関数の動作を理解しました。


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