今回は、Tkinterで様々な種類の線を描く方法を紹介します。
任意の図形や線を描くためのメソッドはすべてcanvasクラスにあるので、まずTkinterとcanvasクラスを初期化します。
こちらもお読みください。
モジュールのインポートと初期化
まず、必要なライブラリをインポートして、基本的なウィンドウを設定しましょう。
これは、以下のデモのためのスペースとなります。
from tkinter import *
root = Tk()
canvas = Canvas()
root.geometry( "500x500" )
root.mainloop() |
How To Draw Lines Using Tkinter?
Tkinterのメインウィンドウに線を引くには、create_line()メソッドを使用します。
この座標が線の長さと向きを決定します。
1. 直線
Tkinterではどんな種類の線も簡単に作れます。
直線を引くには、create_line()メソッドを使用します。
canvas.create_line( 15 , 25 , 200 , 25 , width = 5 )
canvas.pack() |
2. 点線
点線の作成方法は、直線と同じです。
同様にcreate_line()メソッドで線の座標を渡しますが、もう一つのパラメータdashを追加します。
canvas.create_line( 300 , 35 , 300 , 200 , dash = ( 10 ), width = 5 )
canvas.pack() |
3. 複数の線で図形を描く
これまで説明してきたように、線の向きを制御することで、複数の線を作成してさまざまな図形を描くことができる。
このコードでは、3本の線の座標を取り、三角形になるように描画しています。
canvas.create_line( 55 , 85 , 155 , 85 , 105 , 180 , 55 , 85 , width = 5 )
canvas.pack() |
結論
Python Tkinterで線を描くための基礎知識は以上です。
線の描画についてより詳しく学ぶには、create_line()関数とそれが受け取るパラメータを調べてみてください。