Pythonの標準入力関数inputの使い方|複数回処理する時やintに直したい時の方法を解説

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この記事では、Pythonで標準入力を使う方法を解説していきます。

Pythonで標準入力を実装したい場合は、input関数を使っていきます。

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Pythonでinput関数を使う方法

input関数は以下の様に使います。

input(prompt)

文字列をコンソールに表示し、ユーザーが値を入力するように制御します。

ユーザーが「このコマンドは何を入力すれば良いのか」が分かるように、input関数の引数に文字列を与えることで、より親切なプログラムを作れます。

例えば、以下の様にすると良いです。

value = input("文字を入力してください:")
print(f'以下の文字を入力しました {value}')

上記の例では"文字を入力してください:"と画面に出力された後に、何か文字を入力してEnterを押すと、以下の文字を入力しました {value}の文字が出力されるようになります。

ユーザーが入力した値は、文字列として処理される

ユーザーが入力した値は、必ず文字列に変換された上で変数に代入されます

例えば、input関数での処理で13と入力しても、整数の13ではなく、文字列の13として処理されるという事です。

また、input関数は複数回使う事も可能です。

value = input("Please enter a string:")

print(f'You entered {value} and its type is {type(value)}')

value = input("Please enter an integer:")

print(f'You entered {value} and its type is {type(value)}')

結果は以下の様になります。

Please enter a string:
Python
You entered Python and its type is 
Please enter an integer:
123
You entered 123 and its type is 

inputで取得した文字列を整数に直す方法

input関数から整数を取得する方法はありません。

しかし、組み込み関数のint()関数を使って、入力された文字列を整数に変換することができます

value = input("Please enter an integer:")

value = int(value)

Python raw_input()関数について

Python 2.x バージョンでは、ユーザー入力を受け取るために raw_input() 関数が使用されました。

(ただし、Python3から廃止されています。

ここでは、Python 2.7 のコマンドラインインタプリタから raw_input() 関数を使用する簡単な例を示します。

~ python2. 7
Python 2.7 . 10(default, Feb22 2019 , 21:55:15)
[GCC 4.2 . 1 Compatible Apple LLVM 10.0 . 1(clang- 1001.0 . 37.14)] on darwin
Type"help" ,"copyright" ,"credits" or"license" for more information.

>>> value = raw_input("Please enter a string")
Please enter a string
Hello
>>> print value
Hello

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