今回は、String title()メソッドの機能を理解します。
PythonのStringには、データを扱うための組み込み関数が膨大に用意されています。
また、最近では、文字列のタイトルケースを確認するistitle()メソッドも扱いました。
Python String title() メソッドを使い始める。
Python String title() メソッドは基本的に入力文字列をタイトルケースに変換します。
つまり、入力文字列のすべての単語の最初の文字だけを大文字に変換し、残りの文字を小文字に変換します。
構文は以下の様な感じです。
input_string.title() |
例えば、以下の様になります。
inp1 = 'Amazon is a wonderful platform.'
res1 = inp1.title()
print (res1)
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この例では、上で見たように、入力文字列のすべての単語の最初の文字だけが大文字に変換されます。
結果は以下の通りです。
Amazon Is A Wonderful Platform. |
例2:
inp1 = 'AMAZON IS A WONDERFUL PLATFORM.'
print ( "Input String: ,inp1)
res1 = inp1.title()
print ( "Converted String: ,res1)
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最初のアルファベット以外の文字は、上で見たようにすべて小文字に変換されます。
出力されます。
Input String:
AMAZON IS A WONDERFUL PLATFORM.
Converted String: Amazon Is A Wonderful Platform.
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例3:
inp1 = '21wellness'
print ( "Input String: ,inp1)
res1 = inp1.title()
print ( "Converted String: ,res1)
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単語の前に数字や数値があっても、関数の動作に影響はありません。
桁の後の文字が1文字目とみなされます。
結果は以下の通りです。
Input String:
21wellness
Converted String: 21Wellness
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NumPy title() メソッド
NumPyモジュールには、入力データのタイトルケースを作成するnumpy.char.title()関数があります。
numpy.char.title()` メソッドは、入力配列の各要素の最初のアルファベットを大文字に、残りの単語を小文字に、要素ごとに変換します。
構文は以下の様な感じです。
numpy.char.title(input_array) |
例えば、以下の様になります。
import numpy
inp = numpy.array([ 'TAJ' , 'mahaL' , '4$road' , 'senTosA' ])
print ( "Input Array: , inp)
res = numpy.char.title(inp)
print ( "Resultant Array: , res)
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結果は、以下の通りになります。
Input Array:
[ 'TAJ' 'mahaL' '4$road' 'senTosA' ]
Resultant Array: [ 'Taj' 'Mahal' '4$Road' 'Sentosa' ]
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Pandas title() メソッド
Pandasモジュールには、入力データセットの各項目にタイトルケースを付けるためのSeries.str.title()メソッドが組み込まれています。
構文は以下の通りです。
Series. str .title()
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Series.str.title()` メソッドは、データセットの各要素の最初のアルファベットを大文字に、残りの文字を小文字に、要素ごとに変換します。
入力 csv ファイル。
import pandas
inp = pandas.read_csv( "C:UsersHPDesktopBook1.csv" )
inp[ "Details" ] = inp[ "Details" ]. str .title()
inp |
例えば、以下の様になります。
Details Number
0 John:Pune 21
1 Bran:Satara 22
2 Sam:Chennai 24
3 Rhey:Delhi 12
4 Cranny:Karnatak 26
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結果は以下の通りです。
まとめ
今回は、Pythonのtitle()関数の動作について理解しました。