Pythonのprint()関数は、基本的に、与えられた入力やオブジェクトを出力画面や対応するストリームファイルに出力します。
構文は以下の通りです。
print(objects, sep=value, end=end_value, file, flush)
Python print() 関数 引数:
引数: | 引数: 説明: 必須/任意 | |
object(s) | オブジェクトまたは入力文字列 | 必須 |
sep=’値’ | オブジェクトをどのように区切るかの指定。 | オプション |
end=’end_value’ | 最後に何を出力するかを指定します。デフォルト値は’˶’˶’です。 | |
file|書き込みメソッドを持つオブジェクトです。デフォルトはsys.stdoutです。 | オプション | |
flush|取得した出力をフラッシュするか(True)、バッファリングするか(False)を指定するブーリアン値です。デフォルト値はFalseです。 | オプション |
1. Python print() 関数の基本的な理解
# Passing a single object print ( "Engineering Discipline" )
|
出力する
Engineering Discipline
2. Python print() 関数で複数オブジェクトを印刷する
input = "Safa"
print ( "Result is: " , input ) # Contains two objects
|
出力する
Result is: Safa
3. Python print() 関数でタプルとリストを印刷する
Pythonのprint()関数は、文字列、タプル、リストなどを出力画面に印刷するために使用します。
input_tuple = ( "YES" , "NO" , 200 ) # Tuple
print (input_tuple)
input_list = [ 10 , 'Apple' , 20 , 'Football' , 70 ] # List
print (input_list)
|
結果は以下の通りです。
('YES', 'NO', 200)
[10, 'Apple', 20, 'Football', 70]
この記事もチェック:Pythonのindex関数をリストや文字列の使い方を解説する
4. Python print()関数と “sep “キーワードの組み合わせ
デフォルトでは、皆さんもお気づきのように、出力される値はスペースで区切られています。
しかし、このデフォルトの値、すなわち「’」(スペース)を任意の記号や値で置き換えることで、ユーザがカスタマイズできるようになりました。
value1 = int ( 10 )
value2 = 'Social Science'
print (value1, value2, sep = '+' )
|
結果は以下の通りです。
10+Social Science
5. Python print()関数とendキーワードの関係
Python print()関数は改行(‘end’)で終了します。
しかし、ユーザはデフォルト値である’end’を任意の記号や値で置き換えることで、カスタマイズすることができます。
my_list = [ 10 , 20 , 0 , 32 , 56 , 78 , 90 ]
print ( 'Printing the list..... ' )
for x in my_list:
print (x, end = '$' )
|
結果は、以下の通りです。
Printing the list.....
10$20$0$32$56$78$90$
6. Python print() 関数と “file” キーワードの組み合わせ
Python print()関数のfileパラメータは、ユーザーがファイルに書き込むことを可能にします。
指定したファイルが存在しない場合は、指定した名前のファイルを新規に作成し、そこに出力を書き込みます。
input_file = open ( 'Print_function.txt' , 'w' )
print ( 'Social Science' , file = input_file)
input_file.close() |
結果は以下の通りです。
まとめ
以上、今回はPythonのprint()関数の動作について理解しました。